近年、インターネットショッピングの普及に伴い、まとめ買いや買いだめをする人が増えています。確かに、まとめ買いは単価を下げることができるため、うまく活用すれば節約になります。しかし、商品によっては買いだめが逆効果になることも。買いだめ
今回は、ゆるミニマリストとして活動するみくさんに聞いた、買いだめしてはいけないものとその理由について詳しく解説します。
1.食料品
賞味期限のリスク
賞味期限のある食料品は、買いすぎると逆に損をすることがあります。
特に、生鮮食品や賞味期限が短いものは、消費しきれずに無駄にしてしまうことが多いです。例えば、冷蔵庫の奥に忘れてしまい、気づいた時には賞味期限が過ぎていたという経験はありませんか?
嗜好品の過剰消費
お菓子やお酒などの嗜好品は、家にたくさんあると安心感からつい多く消費してしまい、節約どころか出費が増えることがあります。例えば、お酒を買いだめしてしまうと、飲むペースが早くなり、結果として消費量が増えるということが起こります。
対策
- 賞味期限を確認して必要な量だけ購入する:購入時には賞味期限を確認し、すぐに消費できる量だけを買うようにしましょう。
- 嗜好品は1日の摂取量を決めておく:お菓子やお酒は1日の摂取量を決めて、それ以上は摂取しないようにすることで、過剰消費を防げます。
2. 使用期間が限られているもの
赤ちゃん用品のリスク
赤ちゃんのおむつやミルクなど、使用期間が限られているものは、成長によりすぐに使えなくなる可能性があります。特に、赤ちゃんの成長は予測が難しく、おむつのサイズが合わなくなったり、急にミルクを飲まなくなったりすることがあります。
無駄になる可能性
例えば、おむつを大量に買いだめした場合、赤ちゃんが急に成長してサイズが合わなくなると、余ったおむつが無駄になってしまいます。
また、ミルクも同様に、赤ちゃんが飲まなくなった場合、大量に残ってしまいます。
対策
- 成長に合わせてその都度買い足す:おむつやミルクなどの赤ちゃん用品は、必要な時にその都度買い足すようにしましょう。
- 必要な分だけを購入し、無駄を減らす:大きなパックよりも、小さめのパックを購入することで、無駄を減らすことができます。
3. 新商品が頻繁に出るもの
リニューアルのリスク
洗剤や清掃用品など、定期的にリニューアルされる商品も注意が必要です。新しい商品が出ると、今使っているものを使わなくなったり、多めに使って早く消費したりすることがあります。例えば、新しい香りの洗剤が出ると、つい試してみたくなり、今持っている洗剤を使い切らないうちに新しいものを買ってしまうことがあります。
消費の促進
新商品が出ると、それを試したくなる心理が働き、現在使っている商品を早く消費しようとすることがあります。これにより、節約のつもりが逆に消費を促進してしまいます。
対策
- 新商品のリリース頻度を確認し、必要な分だけ購入する:リニューアルの頻度が高い商品は、必要な分だけを購入することで無駄を減らします。
- 新商品が出ても気にならない場合を除き、多く買いすぎない:新しい商品が気になる場合でも、必要以上に買いすぎないように注意しましょう。
4. 収納場所が限られているもの
収納スペースの問題
大量に購入しても収納場所が確保できない場合、在庫があふれて生活空間が圧迫されます。例えば、洗剤やトイレットペーパーなどを大量に購入したものの、収納スペースが足りず、部屋のあちこちに積み上げられてしまうことがあります。
追加の出費
収納用品を追加購入する必要が出てくると、節約どころか出費が増えてしまいます。さらに、収納場所が不足することで、生活の動線が悪くなり、ストレスが溜まることもあります。
対策
- 購入前に収納場所を確保し、適量を決める:購入前にどこに収納するかを考え、適量を決めてから購入するようにしましょう。
- 収納スペースを常に整理整頓しておく:整理整頓された収納スペースは、無駄な買いだめを防ぐだけでなく、生活の質を向上させます。
まとめ
買いだめ自体は悪いことではありません。
特に、近くにお店がない人や外出が難しい場合は、ある程度のストックが必要です。しかし、目先の安さだけで大量に購入すると、逆に無駄遣いになることもあります。セールやネット注文の利点をうまく活用しつつ、必要な量を見極めて、無駄のない買い物を心がけましょう。
節約を成功させるためには、自分の暮らしに合った適量を見極めることが大切です。
買いだめをする際には、以上のポイントを参考にして、賢くお金を使いましょう。正しい買い物方法を身につけることで、無駄を減らし、効果的に節約することができます。