敷布団をコインランドリーで洗った経験はありますか?特に暖かくなってくると、大物寝具を洗濯するためにコインランドリーを利用する人が増えます。
しかし、SNSには「敷布団の洗い方を失敗してボコボコになってしまった…どう直せばいい?」という声が多く見られます。
そこで今回は、コインランドリーで失敗した敷布団を元通りにする方法を紹介します。
コインランドリーで失敗した敷布団の直し方
コインランドリーで洗濯を失敗すると、敷布団の中の綿が片寄り、ボコボコになってしまうことがあります。
しかし、心配しないでください。以下の方法で、そのボコボコの敷布団を元通りにすることができます。
1. 地道に綿を寄せる
一つ目の方法は、かたよった綿を手で地道に寄せることです。固まってしまった綿を上下左右に引っ張り、布団の四隅に均等に寄せるようにします。
この方法は誰にでもできるものですが、時間と根気が必要です。
2. 生地を切ってならす
一つ目の方法では直らない場合、生地を切って中の綿をならす方法があります。具体的には、布団の生地を切り開き、直接綿に触れて均等に広げていきます。その後、生地を元通りに縫い直します。この方法は少し難易度が高く、不安があるかもしれませんが、綿をしっかりならすことができます。
3. プロに任せる
自分で直すのが難しい場合は、布団屋さんに打ち直しを依頼するのも一つの方法です。布団の打ち直しとは、布団の中の綿を再処理し、ほこりを取り除き、新しい綿を追加して、元通りのふかふかの布団に仕上げることです。楽天市場などの通販でも打ち直しを依頼できるので、近くに布団屋さんがない場合でも利用できます。
コインランドリーで洗えない敷布団とは?
コインランドリーで洗える敷布団と洗えない敷布団があります。敷布団の素材や加工方法によって、洗濯可能かどうかが決まります。
- 羊毛100%、真綿(シルク)、ウレタン:これらの素材の布団はコインランドリーで洗えません。
- キルティング加工されていない敷布団:中の綿が片寄るため、コインランドリーでの洗濯は避けましょう。
これらの素材や加工の敷布団は、クリーニングに出すのが安全です。
コインランドリーで敷布団を失敗せずに洗うには?
クリーニングは高くて面倒という方も多いでしょう。そこで、コインランドリーで敷布団を失敗せずに洗うためのポイントを紹介します。
正しい洗濯時間・乾燥時間で洗う
コインランドリーで敷布団1枚(重さ10キロ程度)を洗う場合、洗濯時間は30~40分程度が適切です。
乾燥時間は30~40分ですが、2枚の場合(重さ16キロ程度)でも同じくらいの時間で済みます。生乾きは臭いやカビの原因となるので、気になる場合は1時間を目安に乾燥させましょう。
洗える敷布団を確認する
お手持ちの敷布団がコインランドリーで洗える素材かどうか、必ず確認しましょう。以下の素材は洗濯可能です:
- アクリル・ポリエステル等の化学繊維
- 羽毛
- ポリエステル/羊毛の混紡(50/50)
ただし、シルクの生地を使用している場合は、コインランドリーは避けるべきです。
紐でしばる
敷布団を洗う際は、布団をロール状に巻いて2~3カ所を紐でしばると、型崩れを防ぐことができます。これにより、洗濯後も布団が元の形を保ちやすくなります。
まとめ
今回は「敷布団をコインランドリーで洗って失敗した!直し方3選!」について紹介しました。コインランドリーで失敗した敷布団は、以下の方法で直すことができます。
- 地道に綿を寄せる:綿を手で均等に寄せる方法。
- 生地を切ってならす:布団の生地を切り、中の綿を均等にならす方法。
- プロに任せる:布団屋さんに打ち直しを依頼する方法。
また、洗えない素材や加工の敷布団はクリーニングに出すことが推奨されます。コインランドリーで敷布団を洗う際は、素材や加工を確認し、適切な方法で洗うことが大切です。
寝心地の良い敷布団を維持するために、これらのポイントを押さえて、清潔で快適な睡眠環境を手に入れましょう。