じゃんけんが苦手な人は多いです。昔から、じゃんけんで負けることが多く、勝つことが少ないと感じる人も多いでしょう。じゃんけんは勝つ確率と負ける確率が同じだと思われがちですが、実際にはそうではないようです。
たとえば、クラス委員長や仕事の担当など、面倒なことをじゃんけんで決める際に、「じゃんけんではなく話し合いで解決しましょう。敗者を決めるやり方は良くないですよね?」と提案しても、「話し合いで決まらないからじゃんけんで決めるんだ」と言われることが多いです。
このような状況を避けるために、じゃんけんに勝つ方法を徹底的に調べました。
本日はその結果をシェアします。皆さんも一緒にじゃんけんで勝ち組になりましょう!
じゃんけんに勝つための4つのテクニック
じゃんけんは、グー、チョキ、パーを同じ確率で出してくるロボット相手なら、勝つ確率も負ける確率も等しいです。
しかし、相手が人間の場合、感情が介入するため、そこに付け入る隙があります。今日は、その隙を利用した対人間用じゃんけん必勝法を4つご紹介します。
- 初手はパーを出す
- あいこの次はそれに負ける手を出す
- 自分の出す手を宣言する
- ベテランにはチョキを出す
これらのテクニックを組み合わせることで、勝つ確率が上がります。それでは順番に見ていきましょう。
1. 初手はパーを出す
まず、初手にパーを出す理由は、初手にグーを出す人が多いからです。桜美林大学の芳沢光雄教授が集めたデータによると、初手に出される手の割合は以下の通りです。
- グー・・・35.0%
- チョキ・・33.3%
- パー・・・31.7%
このデータから分かるように、初手にグーを出す人が最も多いのです。グーは全ての指を握るだけで簡単に出せるため、とっさのときにはグーを選びやすいです。
チョキは2本の指を開いて3本の指を握るため、少し複雑で出しにくいです。
さらに、相手にグーを出させやすくするためには緊張させることが有効です。緊張すると体に力が入り、拳を握りやすくなるため、相手がグーを出す確率が高まります。
例えば、仕事の担当を決める際には、「この仕事はとても大変で、プライベートがなくなるかもしれない」といったプレッシャーをかけると効果的です。
また、掛け声を大きな声で言うことも効果的です。「最初はグー、じゃんけんポン!」と大きな声で言うことで、相手が萎縮してグーを出しやすくなります。大きな声で圧をかけることで、相手を緊張させることができます。
2. あいこの次はそれに負ける手を出す
次に、あいこになった場合は、それに負ける手を出すという方法です。例えば、
- グーであいこになったら、次はグーに負けるチョキを出す
- チョキであいこになったら、次はチョキに負けるパーを出す
- パーであいこになったら、次はパーに負けるグーを出す
相手が同じ手を2回続けて出す確率は低く、芳沢光雄教授の調査によると、その確率は22.8%です。つまり、相手は次に違う手を出す可能性が高いため、この戦法が有効です。
例えば、グーであいこになった場合、相手は次にチョキかパーを出す可能性が高いです。そこでこちらはチョキを出せば、負けることはありません。
3. 自分の出す手を宣言する
自分の出す手を宣言するという戦法もあります。「俺はグーを出す」と宣言すると、相手は「グーを出すはずがない」と考え、逆にグーを出すことができる場合があります。
ただし、この方法は相手を選びます。素直にグーを出す人には効果がありません。
例えば、相手に「チョキを出す」と宣言してじゃんけんをすると、相手は「グーを出せば負けない」と考え、チョキを出すことができます。疑り深い人には有効ですが、素直な人には効果がありません。
4. ベテランにはチョキを出す
最後に、じゃんけんの戦法を知っているベテランにはチョキを出すことが有効です。これまでの戦法を知っている相手は、初手にパーを出してくる可能性が高いので、それをチョキで打ち取ります。ただし、相手がベテランかどうかを見極めるのは難しいです。
直感を信じて判断しましょう。
相手がこちらを緊張させるような発言をしてきた場合、その相手はじゃんけんの戦法を熟知している可能性があります。適当に緊張しているフリをしつつ、チョキで返り討ちにしましょう。
まとめ
じゃんけんの必勝法を紹介しました。もう一度ポイントをまとめますと、
- 初手はパーを出すのが最も勝率が高い。
- 相手を緊張させ、大きな声で掛け声を言うと、グーを出しやすくなる。
- あいこになった場合は、それに負ける手を出し続ける。
- 自分の出す手を宣言して心理戦に持ち込む。ただし、相手を選ぶ。
- 相手がじゃんけんの戦法を知っている場合はチョキを出す。
これらのテクニックを使えば、じゃんけんでの勝率を上げることができます。じゃんけんで勝ち組になりましょう。以上、少しでもお役に立てれば幸いです!