夏になると、キャンプやバーベキューなど自然の中で楽しむ機会が増えますよね。しかし、『蚊』が増える季節でもあります。私自身、なぜか蚊に好かれやすく、周りの人は平気なのに私だけが大量の血を吸われることがよくあります。本当に蚊にはうんざりしていますが、先日興味深いことを耳にしました。
「蚊には好きな色と嫌いな色がある」とのことです。
つまり、蚊の嫌いな色の服を着れば、私たちが大嫌いな蚊から避けられるのではないかと思い、調べてみることにしました。
本日はその結果をシェアしたいと思います。最後までお付き合いください。
蚊が好きな色・嫌いな色は?
まず結論からお伝えしますと、蚊が好む色は「黒」です。黒い服が多い人は、無意識のうちに蚊にとって魅力的な存在になっていたのです。黒い服を着ることで、蚊を引き寄せやすくなっていたのです。
一方で、蚊が嫌う色は「白」です。黒い服が蚊を引き寄せる原因なのです。
では、なぜ蚊はこのような色の好みを持っているのでしょうか。実は蚊の視覚には秘密があります。蚊は私たちと同じように色を認識しているわけではありません。
彼らの視覚は非常にシンプルで、白黒の世界で物事を見ています。このため、黒い物体は非常に目立ち、蚊にとって魅力的に映るのです。逆に白い物体は背景と同化しやすく、蚊にとっては見つけにくいのです。
さらに詳しく見てみると、黒以外にも蚊が好む濃い色があります。
例えば、赤や濃い青、紫なども蚊には黒に近い色として認識されます。これらの色も蚊を引き寄せる可能性が高いのです。一方、薄い色や明るい色、特に白に近い色は蚊にとって認識しにくく、避けられる傾向があります。
このような蚊の色覚の特徴を理解することで、蚊対策がより効果的に行えるようになります。
例えば、夏のアウトドア活動では、白や薄い色の服を選ぶことで蚊に刺されるリスクを減らすことができます。蚊の好む色と嫌う色を上手に利用して、快適な夏を過ごしましょう。
蚊の驚くべき色覚とは?
実は蚊は、世界が白黒に見えています。つまり、蚊にとっては黒とそれ以外の白しか見えないのです。そのため、できるだけ白に近い色を身につけると蚊が寄ってこないのです。
しかし、赤や青、緑などの色は白黒の世界でどう見えるか分からないかもしれません。
そこで、これらの色が白黒の世界でどのように見えるか確認してみましょう。
赤や青はどうなの?
いくつかの色のサンプルを画像編集ソフトでモノクロにしてみると、赤・青・紫などの濃い色は黒く見え、緑や茶色はグレーに見えます。一方、薄い色はすべて白く見えます。
つまり、薄い色の方が蚊には寄りにくいということです。
例えば、青よりも水色、赤よりもピンク、緑よりも黄緑、茶色よりも橙色の方が蚊が寄りにくいのです。
対策はどうする?
まず、蚊の嫌いな色の服を着ることが最も効果的です。
理想は白いシャツ、白いズボン、白い靴、白い帽子ですが、現実的には薄い色の服を選びましょう。赤や青などの原色は蚊にとって黒と同じなので避けたいところです。
しかし、人間には元々黒や赤の部分があります。
髪の毛、瞳、唇などです。これらのパーツは顔に集中しているため、蚊も顔の近くに寄ってきます。髪の毛は帽子をかぶることで隠せるので、薄い色の帽子をかぶると良いでしょう。
また、キャンプやバーベキューの際には、頭に白いタオルを巻くのも効果的です。
こんな方法もアリかも?
あまり褒められた方法ではないかもしれませんが、濃い色の服を着た人の近くにいるというおとり作戦も効果的かもしれません。
真っ暗な時は効果なし
蚊を寄せ付けないために薄い色の服を着るという方法は、昼間の話です。
夜や光の射さない場所では、何色の服を着ても同じです。真っ暗な時には、蚊は色以外の判断材料で寄ってきます。臭いや体温、血液型などが関係しているようです。
まとめ
蚊の好きな色は「黒」、嫌いな色は「白」。濃い色は黒に見えるため、できるだけ薄い色の服を選ぶことが大切です。例えば、水色、橙色、黄色などが効果的です。
夜間や暗い場所では色の効果はなく、香水や整髪料の使用を控えることが推奨されます。
これまで黒い服ばかり買っていたことを後悔していますが、今年の夏は薄い色の服を揃えて、蚊から逃げ切ろうと思います。